佐藤 星吾
Sato Seigo
「感謝の気持ちを表現することが食べ物の味わいを深めてくれる」
あなたはどんな人ですか?
人生で1番幸せなことは、人の笑顔を見ること。2番目は、歌をうたうことです。音楽がとても好きで、ブルーハーツが大好きです。人と関わることが大好きで、何かと人の先頭に立ってやる人間だと思っています。一方で怠け者なところもあるので、毎朝「為せば成る、為さねば成らぬ何事も やるしかない」と唱えて自分を奮い立たせています。
どんな仕事をしてきましたか?
入社1年目は工場で主に卸関係や清掃、接客を行っていました。2年目の今は、飲食店の店長をしています。ホール・厨房という基本業務はもちろん、仕込みや会計、現場・業務改善など、自分の裁量が大きい仕事です。ひとつの場所を任せられるという責任を感じると同時に、日々やる気に燃えています。自分の作った料理を食べてもらい、全力の笑顔で接客することで、お客様の笑顔がより身近に感じられることがとても幸せです。
あなたにとっての「本物の美味しさ」とは
「作り手の感謝のエッセンスが料理」(斉須政雄『調理場という戦場』朝日出版社)
この言葉の通り、食べ物の本当の美味しさとは、人が人やものに感謝する気持ちそのものなのだと考えています。なぜなら、「美味しい」と思うのは心だからです。これは、作る人にも食べる人にも言えます。人に、素材に、器具に感謝したり、「いただきます」「ごちそうさまでした」という感謝の気持ちを表現することが食べ物の味わいを本当に深めてくれるのだと思います。
道東製めんで生かされていると思う自分の強み
コミュニケーション能力だと思います。僕は年代・性別を問わず、相手に合わせて口調やスピードを変えたり、雰囲気から相手の望むものを洞察したりして、心地良いコミュニケーションをとれるように意識しています。社員・パートさんとの連携や接客、社外の方とのやりとりといった業務のなかで、こういった強みが活かされていると思います。
夢を語ってください
この人生で、できるだけ多くの人を心からの笑顔にすること。僕が今、想いを込めて宣言できる夢というのは、これしかないです。この仕事の中で、自分はこれを成し遂げるんだ!という明確な夢はまだ言葉にできておらず、今も探している最中です。
就活生にメッセージ
就活は、自分を深く知る大チャンスです。この機にこれまでの人生を振り返って、自分の幸せとは何かを考えてみるのはどうでしょう。もし、明確な幸せが見つからなくても、自分についてじっくり考える時間は必ず役に立ちます。人は人の心に残り、人は人を思い出します。あなたは、周囲の人からどのように思い出してもらいたいですか?「フツーの人だった」「特に目立たない人だった」なんて思われていたらたまらない、嫌だ!というあなた、前に進みましょう。やるしかない!